
こんにちは、ひなこです。
今日はアンタゴニスト法6日目です。
昨日に引き続き、
水っぽい白色のおりものが多いです。
昨日の診察で、
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の可能性を聞き、
気になって仕方がないので調べて見ました。
病院からもらったパンフレットと、
顕微授精の際の注意事項の用紙に
OHSSについての説明と対策法が載っていました。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)とは
「自然周期」は、卵巣に1〜2個の卵胞ができますが、
排卵誘発剤を用いた「刺激周期」では、
複数の卵胞の発育が見られます。
OHSSは、多数の卵胞を発育させた後、
卵巣自体が晴れることによる腹痛と、随伴して腹水がたまり、
進行すると血液が凝縮して血栓症を引き起こすことがあります。
症状の程度は、薬剤の種類と投与量、
そして受ける人の体質(特に多嚢胞性卵巣症候群)や
薬剤への感受性によって異なります。
HCG注射後に起きることが多いです。
主な症状
- 体を動かした時や、ねじった際に腹部に引きつった感覚やチクチクした痛み
- 普段の服がきつく感じ、お腹が張る
- 胃痛がする
- 吐き気がする
- 倦怠感がある
- お腹の強い痛み
- トイレに行く回数が減少する(尿量が減る)
- 呼吸が苦しい、胸が苦しい
OHSSになりやすい人
- 年齢が35歳以下
- 痩せ型
- 多嚢胞性卵巣症候群の患者
- E2ホルモンが3000pg/mL以上
- 黄体機能補充にHCG注射を使用
- 難治性不妊症に対する過排卵刺激
- 調節卵巣過剰刺激にGnRHを併用
- 妊娠成立時
治療方法
軽い症状では、安静と水分制限をすることで予防できます。
症状が悪化している場合には、
入院(安静・点滴治療)が必要なことがあります。
適切な治療をすれば決して怖いものではありませんが、
放置すると、血栓症や血圧低下によるショックなどで
生命の危険もあります。
特定不妊治療(採卵→胚移植)では、
OHSSを発症された場合は胚移植を行わない方が良いので、
移植可能な胚は全て凍結保存します。
症状が治まってから、回答して胚移植します。
OHSSからの回復
OHSSの治療では、投薬などによる鎮静ではなく、
あくまで自然に治るまでの間、
「症状を悪化させないようにする」
というアプローチになります。
では、いつOHSSから自然回復するのかというと、
月経が起きると症状が次第に良くなっていきます。
月経により、HCGが減少することで、
卵巣に対する刺激がなくなり、症状が改善します。
OHSSの対策
HCG注射後は、水分をできるだけ制限して、
1日500mLまでにしてください。
なるべく安静にして、
心配な時は、病院へご連絡ください。
ということで、
今回OHSSについて調べたことで、
いざ症状が起きた時は落ち着いて対応できそうです。
ただ、それにしても生理を待つしかないとは・・・
しかも1日500mlの水分って、
干からびそうですね・・・
費用や症状に関するメモ
アンタゴニスト法6日目
・ゴナールエフ225単位/日
体への反応
・おりものの量が増加
・腹部の膨張感
病院会計
本日会計 : 0円
顕微累計 : 140,530円