不妊治療は、不妊原因がどちらにあるかに関わらず、
採卵や頻繁な通院など、圧倒的に女性側に負担が大きく、
気軽に人に相談ができない(しづらい)ものです。

 

また、いつ妊娠できるかも明確ではないため、
終わりが決まっていない分、
精神に強いる負担はかなり大きなものです。

 

これにより、
辛い思いを抱えて苦しんだり、
治療そのものが強いストレスになってしまったり、
旦那さんについつい当たってしまって
夫婦関係がギクシャクしたり、
といった問題が起きることがあります。

 
そんな時は、これから紹介するマインドを身につけることによって、
状況を改善することができるようになります。

 

まず知っておいてほしいのは、

 

人間は、辛い気持ちを吐き出せずに溜め込んでしまうと、
体に不調が出てきてしまう

 

ということです。

 

私が以前、会社でうつ状態になってしまった時に通っていた
心療内科の先生に言われたことがあります。

 

女性
心と体は繋がっているものなんです。
心が「異常状態だよ」とSOSを出しているのを無視していると、
状況が改善されないことで、
脳がSOSが伝わっていないと判断して、
より強いSOSサインを出すようになります。
SOSサインが強くなると、
前よりもっとわかりやすく気づかれやすい反応として、
頭痛や胃痛、動悸、吐き気、不眠、といった
体に直に現れる異常反応が出るようになり、
「痛い」「苦しい」「気持ち悪い」と気付けるようになります。
ただ、その状態にまで行くと、
症状がかなり重篤化していることが多く、
心療内科ではうつ状態と診断して、
カウンセリングで時間をかけてケアしていくことになるんです。

 

それ以来、私は心のSOSが体への反応を出す前に、
なるべく溜め込まずに吐き出そうとは思っていたのですが、
不妊治療の内容というのは、
誰にでも相談できるものでもないし、
私の場合、両親にすら言っていなかったので、
ひたすら溜め込むことになってしまいました。

 

ただ、やはり溜め込んでしまううちに、
治療そのものへのストレスがどんどん大きくなってしまったり、
血液検査やエコーの結果が思う通りでなかった時は、
信頼関係が大切になる先生に対して不信感を抱いてしまったり、
生理が来るたびに「またダメだった、もう嫌だ」と激しく落ち込むようになりました。

 

途中で、それではいけないと思い、
対策法を考えては色々実践した中で、
一番効果があったのは

 

「旦那への感謝の気持ちを思い出すこと」

 

でした。

 

それに気づくまでは、

 

どうして自分ばかり負担が大きいのか、
病院についてきてくれないのか、
辛い時くらい家事を手伝ってくれないのか、

 

と不満ばかりが膨らんで、
ふとした拍子にそれが態度に出てしまったり、
生理の時に当たり散らしてしまったりしていました。

 

でも、不妊治療は私も旦那も初めてのこと。

 

わからないことだらけの中、
私は病院で直接話を聞いているからこそ
多角的な面で治療についてわかっているけれど、
旦那は私づてに聞いた話しかないから、
全体的な流れが掴みづらかったり、
流れがつかめないが故に、
治療に対して言われるがままの受け身になってしまったり、
通院や治療の負担がどのように現れているのかが見えにくい、
というのは当たり前のことなのです。

 

そう気付いてからは、
「やってくれない」ことを数えるのではなく、
「やってくれている」ことを数えるようになりました。

 

治療費のために会社に勤めてくれている、
治療費をケチらずに必要な治療は全部やるべきだと言ってくれる、
疲れて帰ってきても、治療内容を聞いてくれる、
粒子で量が多い飲みづらい薬を毎日欠かさず飲んでくれる、
体が辛い時はインスタントや出前で良いと言ってくれる、
人工授精などの実施日当日には病院までついてきてくれる、
治療のご褒美と言ってケーキを買ってくれる、
元気がない時は笑わせようとしてくれる・・・

 

小さなものから大きなものまでピックアップしてみると、
「やってくれている」ことのほうが、
「やってくれない」ことよりも遥かに多いのです。

 

そうすると、自然と感謝の気持ちが生まれ、
旦那を尊重することができるようになりました。
また、自分一人で抱えているものではない、
支えられて一緒に不妊治療をやっているという実感が持てました。

 

そうすると心がだんだん穏やかになり、
今までは不妊治療の話や報告は、
会議のような張り詰めた雰囲気や重苦しさがあったものが、
もっと気楽で前向きな雰囲気で会話することができるようになりました。

 

その結果、不妊治療の会話が増え、
今まで数値として伝えていただけの内容の補足や、
先生が何を言ってどのように感じたかの細かい描写、
わからないなりに自分で調べたこと、考えたことなども
共有することができるようになりました。

 

溜め込まずに一緒に不妊治療の話をできるようになったことで、
すでに心の負担もかなり軽減していたのですが、
旦那が知識をつけ、治療の流れがわかるようになったことで、
自主的に動いてくれたり、私をよく気遣うようになりました。
これにより、さらに心の負担は軽くなりました。

 

治療による体の反応は相変わらず辛いものですし、
終わりが見えない不安はあります。

 

それでも、一人ではないという安心感が、
不妊治療に対するモチベーションを支えています。

 

たった一つ、最初に私が不満を感謝に変えるだけで、
その気持ちがや態度が相手に伝わり、
相手も良い方向に変わっていきました。

 

あなたも辛い不妊治療の中で、

 

溜め込んで辛い気持ちをどうにかしたい、
夫婦でもっと協力して不妊治療に臨みたい、
不妊治療に前向きに取り組みたい、

 

と思うのであれば、
まずは自分がパートナーに感謝する気持ちを思い出してみてくださいね。




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